2010年07月10日
塔関山−1
【写真説明:写真はクリックして拡大】名付けて「ワン公登塔関山之図」である。巌、山、渓、谷。。。そんな写真しか並んでいない当ブログは如何にも味気ないというのは、ブログ主宰者である私自身が痛感していること。
そこで、今回は塔関山第1回目の記事を始めるに当たり、登山口の写真みたいな不粋はイントロは止めにした。尤も、今後の記事がオーソドックスなスタイルから次第に離れていくということを予告しているわけではない。
柴犬だと思う。無論名前は登山者たる飼い主に尋ねているのだが、ちょこちょこ動くワン公君(雄すか雌かまでは訊いているはず)をカメラに収めるのに忙しく、すっかり忘れている。小型に改良された柴犬はアメリカでも台湾でも(どちらも私が駐在した場所)人気が高い。色々理由はあるだろうが、まあ、面構えを見れば判るだろう。今や日本人の面構えからして日本人らしくない中で、犬だけは頑張っていると言えまいか?
余談になるが、日本経済が全地球を席捲するのではないか?と言われた時代があった。1980年代から1990年代初期、つまりバブル絶頂期である。当時、私の妻が大学の文化人類学が何かの講義で、アメリカに渡ったニホンザルのトピックがあったそうだ。要は、隔離の囲いを破り外に出てしまったという話だったと思う。その話を聴いた現地の聴講生の一人が、日本ではサルまで賢いんだ、と呟いと妻が話してくれた。今は昔の話だ。(続く)