2009年12月12日

小関山−1

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【写真説明:写真はクリックして拡大】ここでは、小関山林道の正式な入口となる高雄県政府警察局六亀分局宝来検査所の全景と鎖の渡された林道入口の写真を掲載しようと目論んでいたのだが、幾ら捜しても出てこない。検問所の庭で寝そべっている台湾犬とか、気ままに餌をつついている鶏とかまで写真に収めた記憶があるのだ。小関山林道は、私の別ブログ「六亀特別警備道(扇平古道)−2」で少しだけ紹介した。その際は、宝来温泉郷東側に裾を広げる美[土/龍]山(標高1,385メートル)頂上の様子を一枚掲載しただけだったので、ここに更に三枚を追加することにした。左写真は美[土/龍]山下から俯瞰した宝来温泉郷(同写真中央部やや右側、住居が密集している部分)と[艸/老]濃渓、右から左に向かって流れる。中央写真は、美[土/龍]山頂上に嘗て設置された砲台付近に散見される遺構の一部、右写真は美[土/龍]山全景、小関山林道は同写真右側山裾を東北方向へ、小関山登山口に向かって走る。
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ラベル:台湾 台湾百岳
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2010年01月02日

小関山−2

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【写真説明:写真はクリックして拡大】私を驚かせた小関山林道沿線の紅葉の様子を写真三枚で表現するのは難しい。普段は余りやらないのだが、これら三枚はこれまで友達に配ったり、大判の紙に印刷して壁に掛けて貰ったりしたものだ。それだけ思い入れが強い、というか、その後、同じように強烈な紅葉に台湾で出会う機会がないので、今新ためて当時撮影した写真を見てみても、2003年12月28日だけが何か特別の一日だったのではないかと疑いたくなる程である。今回はこれら三枚の写真のみが主役である。(続く)
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2010年01月23日

小関山−3

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【写真説明:写真はクリックして拡大】左写真は小関山登山口付近から望んだ雲海に浮かぶ卑南山山塊稜線とそれに繋がる石山への稜線。夕方5時の撮影。その大きく窪んだ稜線奥に二つの峰が小さく覗いている。右が北大武山、左が南大武山。実は、当時この山塊が卑南山であるという確信は無かった。であろう、と想像していた記憶はある。一旦林道に入り込んでしまえば、ひたすら林道を突き進むのに忙しく、方向感覚を著しく失う。更に、卑南山と石山との稜線奥に大武山山塊が覗いているなど考え付きもしなかった。この記事を書きながら、グーグル・アースで確認して初めて気付いた。何とも凄いコンビネーションだと思い、その偶然に自分で驚いている。

右写真は小関山林道上での撮影。林道上の水溜りには氷が張っていた。台湾でもここまで霜が付くという証拠写真としておこうと撮影した。

林道が登山口に到る最後の沢を渡った場所に車を止め、歩いた。その沢が水場になる。登山口までは坂だったが大した距離はなかったはずだが、この水場に折り返してくるのを億劫がった記憶がある。登山口は露営するには十分なスペースがあった。

樹林帯を抜けると広々とした急勾配の草原地帯に出る。後はこれを頂上まで詰めればいいだけなのだが、登れども登れどもこの草原が尽きない。(続く)
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2010年02月13日

小関山−4

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【写真説明:写真はクリックして拡大】小関山最後の記事は、同山頂上からの南北の眺望を掲載して閉じることにする。

左写真は小関山頂上から関山に繋がる中央山脈南一段北側縦走路を俯瞰したもの。同写真の最高点は無論関山(3,663m、12号)山塊である。その後方に関山で遮られた稜線が左右に走る。写真左奥に見える稜線は玉山(3,952m、1号)山塊、関山左側に走る稜線上の二つのピークは関山側から向陽山(3,603m、17号)と新康山(3,331m、44号)である。その中間のちょっとした盛り上がりは三叉山(3,496m、27号)。

中央写真は同じく小関山頂上から南一段南側縦走路を俯瞰したもの。同写真左奥の主稜線は卑南山山塊、同稜線上二つの瘤が見えるが、左側が主山(3,295m、50号)、右側が北峰(3,267m)、写真左側の主稜線は特徴のある石山(2,818m)。写真上中央最奥の三角峰は北大武山(3,092m、91号)である。卑南主山の記事中に掲載した北大武山が写りこんだ写真の解説でも書いたが、この写真も当時、北大武山が最後方に見えていることを意識していたかどうかは大いに怪しい。北大武山の右横の更に低い三角峰は、大母母山(2,424メートル)。

右写真は、小関山頂上断崖。左写真を撮影した私の背中側は草原状を呈しているが、足元はご覧のような断崖が切れ落ちている。(終わり)
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