2019年07月06日

奇莱主山−1

tm-385.jpg tm-386.jpg
【写真説明】左写真は08:15撮影、奇莱主山北峰頂上から南側眺望、北峰直下から奇莱主山までの稜線地勢と登山道、主山山塊(左写真左奥の尖峰)が看て取れる。同写真右奥には玉山連峰の釣尾根も観える。右写真は主山に向かいながら前回記事で触れた奇莱山屋越しに北峰方向を仰いだもの、10:45撮影。既に霧が這い上がって太陽が隠されつつあった。北峰と主山の稜線上に奇萊池山(3,430b)と冠されたピークがあり、左写真にも写り込んでいる。縦走路上にそのピークがあり何等かの標示が存在していたはずなのだが、写真に残っていない。当時はその三千b峰の知見が無かったのか、ピークは縦走路から外れた位置にあったか?思い出せない。「池山」とは付近に池塘があるから?台湾には「池山」の山名を持つ山が少なからずある筈と云うイメージがあったが、ネットで検索すると屏東県にある牡丹池山(標高554b)ぐらいしか出て来ないのは意外だった。この場合、パイワン語で高い山の意味だそうで筆者自身も登ったことがある。因みに「奇莱」はタイヤル語で雪を頂いた山の意とのこと。(続く)
posted by 玉山 at 00:00| 台北 ☁| Comment(0) | 奇莱主山(第20座:3,560m) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月20日

奇莱主山−2

tm-387.jpg tm-388.jpg tm-389.jpg
【写真説明】奇莱主山の雄姿二葉、11:20(左写真)と11:56(中央写真)撮影。中央写真は主山登山口付近から。右写真は主山頂上、12:33撮影、詰まり、登山口から中央写真の山塊を攀じ登るのに半時間は掛かったと云うことだ。(続く)
posted by 玉山 at 00:00| 台北 ☁| Comment(0) | 奇莱主山(第20座:3,560m) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月03日

奇莱主山−3

tm-390.jpg tm-391.jpg
【写真説明】左写真は、奇莱主山頂上から北峰からの来し方を望んだもの。恥ずかしながら同写真に写る稜線のどのピークが奇莱池山か判らず。右写真は、主山登山口から更に奇莱主山主脈を北側に辿る稜線を撮影した。奇莱主山連峰中、台湾百岳に指定されているのは、北峰(3,607b、第16座)、主山(3,560b、第20座)、南峰(3,358b、第41座)の三座のみであるが、先般の投稿記事で紹介したように、北峰−主山間に奇萊池山(3,430b)、更に主山−南峰間に卡羅樓山(3,385b)と奇莱裡山(3,333b)の二座の三千b峰を擁する。北峰−南峰間の稜線には縦走路が付いているが、主山−南峰間は右写真に見る通りの険悪な稜線となり一般ハイカーを阻んでいる。通常のハイカーの第一目標は北峰登頂であり、同日中に主山への登頂が可能な為、主山攻略後は同じ稜線を引き返すのが一般ルートで、南峰は北三段奇莱主山系と同段能高山安東軍山系の境目から入山するのが常である。(続く)
posted by 玉山 at 00:00| 台北 ☁| Comment(0) | 奇莱主山(第20座:3,560m) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月17日

奇莱主山−4

tm-392.jpg tm-393.jpg tm-394.jpg
tm-395.jpg tm-396.jpg tm-397.jpg
【写真説明】奇莱主山山塊を覆っていたのは、丈の低い、或いは地を這う赤、黄、緑の小植物の絨毯であった。主山山塊と云う表現をしたのは、今では撮影場所を特定する縁(よすが)をすっかり失っているからだ。13:28から15:34の間、他の風景は一切交えず、そしてこの日の露営地である成功山屋への帰路を急ぎながら、この絨毯を三十余枚撮影している。一投稿に写真三枚を自身に義務付けているが、絨毯の色合いが余りにも見事な為、撮影時間を追い六枚選び掲載した。これらの高山植物の各々の名前は丁寧に調査すれば判るのだろうが、その労を惜しんだことは読者に対し非常に申し訳ない。(終り)
posted by 玉山 at 00:00| 台北 ☁| Comment(0) | 奇莱主山(第20座:3,560m) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月31日

奇莱主山−5

tm-398.jpg tm-399.jpg
【写真説明】北峰、主山のカテゴリーに掲載した写真は総じて陰気なので読者に申し訳無い事をしたと云う思いが強かった。奇莱主山主脈は自動車道上からでも良く見えるので、実際は様々な地点から撮影したものが残っているのだが、パソコンのフォルダーから引っ張り出して来るのは骨の折れる作業である。北峰が奇々怪々な山容を誇り目立つのに比べ、奇莱主山の方は然程特徴の無い山塊である。それで過去撮影したものから主山の山容が割と明確な二枚を掲載してこのカテゴリーを閉じることにする。右写真は2010年11月の撮影、以前の投稿記事「台湾百岳」について−7:「単攻」に掲載した写真と同角度から撮影したもので、主山に相応しい居座り方である。左写真は2017年7月、北合歓山への登頂時に撮影、最奥稜線の最高点が主山。(終り)
posted by 玉山 at 00:00| 台北 ☁| Comment(0) | 奇莱主山(第20座:3,560m) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする