2018年09月29日

石門山−1

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【写真説明】前回投稿の「西合歓山ー2」掲載の写真と同じく、天気芳しからぬ日に撮影した写真が並んで仕舞い申し訳無く思うが、流石に登山時の天気は選べない。今回は【俯瞰図】記事のお浚い、記事内容の視覚化を目論んだ三枚を掲載した。左写真は正規登山口脇に立つ里程標、頂上迄の登山道全長が700メートルであることを示す。中央写真は、合歓山東峰正規登山道800メートル(標高では無く、同登山口から頂上迄の距離が約1キロ)付近から望む石門山、南北方向の眺望。同写真撮影の目的は、省道14号甲線(中央横貫公路霧社支線)と石門山登山道の位置関係を示す為。同写真の下側に合歓尖山(3,217メートル)の頂上が写り込んでいるので、石門山登山口入口付近が隠されているが、自動車道と登山道が並走している様が良く分かる。実はこの石門山登山道は、南投県仁愛郷(登山道左側)と花蓮県秀林郷(同右側)の境界線を為している。更に、大甲渓(左側)と立霧(タッキリ)渓の分水嶺でもある。右写真は、石門山山頂の大日本帝国陸軍参謀本部所属陸地測量部埋定の三等三角点。里程標と三角点は2018年6月撮影、中央写真は2018年9月撮影。(続く)
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2018年10月13日

石門山−2

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【写真説明】石門山については三回の投稿記事で同カテゴリーを終わらせようと思う。第1回記事は登山道概観、今回の第2回は登山道途中でどういう風景に出逢えるか?そして第3回目は勇壮な北面崩壊部で締め括る。実は、登山道中の風景の一つは「畢祿山−1」で紹介済みなので参考にして欲しい。これまで撮影した写真の中から今回の記事に掲載するのに適当なものは無いかと物色していてハタと気付いたことがある―石門山を含む合歓山連峰からの360度の眺望は同じなのである。これは何處に登ろうと代わり映えのしない眺望が拡がっていると云う意味では決して無い。合歓山連峰の登山道は何も遮るものが無いので、何処の頂を目指そうが、絶景が約束されている(天気に恵まれさえすればと云う条件は付くが)と云うユニークさである。石門山も例外では無い。左写真は石門山頂上に至る玉山箭竹に覆われたスロープ。右写真は合歓山連峰からの眺望を代表する、南東方面になる奇莱主山北峰の巨魁から奇莱主山に至る稜線。中間部の高峰は通称小奇莱。いずれも2005年11月撮影。(続く)
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2018年10月27日

石門山−3

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【写真説明】石門山最後の投稿記事は、「合歓山越嶺古道−9」に掲載した写真と同時に撮影したものの中から選択、克難関方面からの石門山北壁崩壊部を再び紹介してこのカテゴリーを閉じる事にする。左写真に写るガードレール部は広く路側帯が確保してあるので、全く労せずして台湾百岳の数多くの雄姿を眺望出来るのであるが、北壁崩壊部との組み合わせは南東方面の奇莱主山北峰巨魁が第一等である。次回からは、この「臺灣五嶽一奇」の一奇を紹介したいと思う。(終り)
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