2014年10月11日
秀姑巒山−1
【写真説明】(左写真)中央金礦山屋はこの山の頂上の丁度真南山腹に位置するが、八通関から古道をバナイコ避難小屋、中央金礦山屋へ歩を進めると良く見えて来る。バナイコ山(3,327メートル、巴奈伊克の漢字を充てる)であるが、当時秀姑巒山を目指した時は、この山を秀姑巒山と見做しその尖峰までの距離を縮めるのに腐心した。玉山山脈に属するが、中央山脈の秀姑巒山とは確かに峰続きである。中央写真は、中央金礦山屋〜白洋金礦山屋間の灌木帯を抜け、台湾最高点玉山連峰全稜線を正に背負うように登攀する地点下。右写真は、白洋金礦山屋下からの玉山連峰全稜線、同写真左から、南峰、主峰+東峰、北峰、北々峰。。。
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2014年11月01日
2014年11月22日
秀姑巒山−3
2014年12月13日
秀姑巒山−4
【写真説明】秀姑巒山山頂から撮影した写真はこれまで以下の記事の中で掲載してきた:
*『「台湾百岳」について−2:標高と序列』(三角点と頂上標識);
*『八通関古道−5』(八通関古道東段俯瞰);
*『大水窟山−7』(大水窟方面俯瞰)。
肝心の陸地測量部埋設の三角点写真(加えてマボラス山が写り込んでいる)の掲載すら完了しているので、今回紹介に耐えられるような写真は少ない。左写真は、秀姑坪から秀姑巒山山頂に至るまでの二時間の苦闘中撮影した唯一の一枚。何の変哲も無い写真だが、この間がどんな登りだったかを思い起こさせてくれる。何時もの通り、同行者は放りっぱなし、自分を急かしながら只管休息もせず登る。。。そういう芸当もそろそろ限界が来ているのだが。右写真は、手前の塊が秀姑巒山山頂、その奥、右側に写る尖峰が八通関大山、最奥の稜線は玉山連峰で、南峰〜北々峰を含む全嶺が写り込んでいる。八通関大山の写真右端に下る稜線の先には観高坪が酷く明瞭に見て取れる。二枚を合成したこのパノラマ写真を閲覧いただきたい。同写真中央部の稜線鞍部がそれである。玉山山脈と中央山脈の関係、八通関大山を含む山稜の位置が良く判る。右写真は、マボラス山(ウラボン山、同3,765メートル、百岳7号)断崖。下掲写真は、玉山圓柏白木群越しに新康山(標高3,331メートル、百岳46号)を俯瞰する。(続く)