2013年03月22日
新高山(にいたかやま)−1
【写真説明】左二枚は新高山頂上直下の登り、2003年4月27日午前5時57分と6時5分、右写真は頂上から望む同日6時20分の撮影、当日の旭日は中央山脈最高峰、秀姑巒山(百岳6号、3,825メートル)頂上から出た。その左右に馬博拉斯(マボラス)山(同7号、3,785号)と大水屈山(同13号、3,462メートル)が控える。その秀姑巒山手前の三角峰は八通関山(同66号、3,245メートル)、同写真一番手前の黒々とした塊が東山、玉山東峰(同3号、3,869メートル)、文字通り台湾の屋根である。
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2013年04月13日
新高山−2
【写真説明】新高山山頂からの俯瞰三枚。左写真は真北俯瞰。北山(玉山北峰)と中央気象局玉山気象站、昭和18年に開設された。その奥が玉山北北峰(3,833メートル)。既に富士山より高い峰だが百岳には指定されていない。更にその奥に、郡大山(百岳60号、3,263メートル)、西巒大山(百岳92号、3081メートル)も覗く。中央写真は南東側俯瞰、同写真左に黒々と写る東山(玉山東峰)方面への稜線。同写真右奥稜線の最高点は新康山(百岳44号、3,331メートル)。右写真は南側俯瞰、南山(玉山南峰)の雄姿、同写真右奥にピラミダルな関山、更に右最端の三角峰は北大武山(百岳91号、3,092メートル)。三枚とも2004年2月20日に撮影。尚、以前の「台湾百岳」ブログ記事「点の記」上で、新高山頂上碑と三角点の写真を掲載済みなので、併せてご閲覧願いたい。
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2013年05月04日
新高山−3
【写真説明】排雲山荘上部から撮影した新高山西壁三枚。左写真は2003年4月、中央・右写真は2004年2月撮影、撮影地点は三枚共、別ブログ『台湾古道』の「玉山古道−1」に掲載したパノラマ写真とほぼ同位置である。左写真奥の岩峰が新高山、中央写真は新高山山頂直下の豪快な褶曲、右写真は北峰、北々峰、北峰頂上にへばり付く様に設置された測候所が明確に見て取れる。下掲載写真は新高山登山道沿線の杜鵑(石楠花、しゃくなげ)。台湾には大体三種、玉山、南湖、森氏。。。未だに区別が付かず。杜鵑の開花の季節の新高山登山は贅沢の一言に尽きるのだが、それを写真で表現するのは至難の技。左写真右奥に覗く稜線は北峰、北々峰。三枚とも2003年4月下旬撮影。
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2013年05月25日
新高山−4:児玉山
【写真説明】左写真は同じ飛び切り上等の新高山展望台である東埔山登山道から自忠駐在所・護管理所(同写真右端の小さな白い点が目印)方面を望む。児玉山(標高2,588メートル)は最も右側のピーク。中央写真は、阿里山森林鉄道林場主線旧「児玉駅」プラットフォーム越しに臨む新高山。右写真は児玉山頂上と新高山展望。その頂上には日本時代の遺物が二個、「官有林境界」碑と「森林三角点」、同写真には前者のみが写り、筆者の足元付近に三角点あり。筆者が児玉山を目指した唯一の動機が官有林境界碑を確認すること。その境界碑拡大が下掲左写真、同右写真は登山口付近の植林地帯を児玉山に向かう岳人。
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