2012年06月23日

玉山前峰−1

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【写真説明:写真はクリックして拡大】「駱駝の瘤」―左写真は、「玉山古道(新高山歩道)−8」で掲載した中央写真と同じタイミングで撮影された一枚で、鹿林山(標高2,895メートル)頂上足下から玉山連峰を望んだもの。同写真左手前は麟趾山(同2,854メートル)稜線、次に玉山前峰(同3,239メートル)と玉山西峰(3,467メートル)が駱駝の瘤(こぶ)のように最後は玉山主峰(新高山:同3,952メートル)まで繋がる。同写真右手前に写る枯れ木は山火事の名残り。中央写真は麟趾山頂上からそのままストレートに玉山タータカ登山口に降りていく登山道途中から玉山前峰を眼前に望む。その前峰右側山腹の最も高い位置の白い線が玉山主峰への登山道であり、その下の何条かの白い線は楠渓林道。右写真は、今度は玉山登山道の取っ掛かりの部分からタータカ登山口と麟趾山を振り返ったもの。螺旋状の道路は楠渓林道。同写真でも僅かに見て取れるが、日本時代は麟趾山の写真左側山腹を貫く道がタータカ登山口に至る登山道だったが、今は同写真右側の舗装道路からタータカ登山口に至る。(続く)
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2012年07月14日

玉山前峰−2

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【写真説明:写真はクリックして拡大】「前山」―山容は山岳としての醍醐味に欠けるのかもしれない。それで、前座ならむ前山という本座にとり余り有り難くない命名になった。左写真はタータカ登山口付近からの気宇壮大な山容。同写真左側後方に覗く山塊は、右から玉山北峰(標高3,858メートル)と北北峰(同3,833メートル)。右写真は、玉山登山口途中にある前峰登山口をやり過ごして排雲山荘方面に暫く辿った後に振り仰いだ前峰と西峰へ至る稜線で、初めて玉山に向かい登山道を辿るハイカーにも印象的な景観である。(続く)
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2012年08月04日

玉山前峰−3

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【写真説明:写真はクリックして拡大】「ガレ場」―タータカ登山口からに玉山前峰登山口までは、3キロ弱、ゆっくり歩いても1時間半程度の行程である。左写真にあるように、その登山口から前峰頂上までは僅かに800メートル、頂上まで更に1時間半。ここで荷を降ろし空身で往復、再び、排雲山荘を目指せば良い―と考えるかもしれないが、過去三回玉山に登る際この登山口を通過したのだが、とてもそんな気にはならなかった。それでわざわざ前峰登山だけに一日掛けたのだ。当日は雨が降っていたせいもあるかもしれないが、1時間半程度ではとても辿り着けなかった。途中の大ガレ場とその真ん中に佇む台湾鉄杉(ニイタカトドマツ)の大木が印象的だった。ニイタカトドマツは追って採録する予定。(続く)
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2012年08月25日

玉山前峰−4

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【写真説明:写真はクリックして拡大】左写真は前回記事で紹介したガレ場最上部に現れた警告板。前峰を目指したのは単に台湾百岳への登攀回数を稼ごうとしただけではなく、私の「玉山古道」探索の一環でもあったのだ。日本時代、タータカ登山口以降、新高山への登山道は何処を通っていたのか?具体的には、タータカ登山口から前山を経て西山(玉山西峰)へ至る登山道である。
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2012年09月15日

玉山前峰−5

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【写真説明:写真はクリックして拡大】時は7月。玉山前峰頂上で収めた二枚。左写真は、ニイタカドドマツ(台湾鉄杉)で確定。右写真―こちらは私の素人判断では歯が立たなかった。タイワンツガ(栂、台湾冷杉)、ニイタカトウヒ(唐檜、台湾雲杉)、アブラスギ(台湾油杉、ユサン、シマモミ)、ニイタカビャクシン(柏槙、玉山圓柏)、のどれか?台湾、日本双方のサイトを散々探し回ったが、松毬の大きさから多分ツガか。。。これらはニイタカビャクシン(ヒノキ科)以外は全てマツ科に属する。尚、ニイタカトドマツを台湾冷杉と呼んでいる或る植物学者に依るブログもあり。
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