2011年08月13日

向陽山−1

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【写真説明:写真はクリックして拡大】「向陽駐在所」
私にとってこの台湾中央山脈南二段の露払いの役割を担う、向陽山、三叉山+嘉明湖の登山口である向陽派出所は重要である。

関山越警備道上の最高点の関山駐在所跡へのアクセスが今や素人ハイカーには殆ど不能になったのに比し、その東隣りの渓頭駐在所と向陽駐在所跡地は現在の派出所にそのまま襲われたものである。

渓頭駐在所はその後[土/亜]口派出所となり既に廃棄されているのだが、日本時代の渓頭駐在所遺構が豊富に残っている。

これに対し、かなり注意深く探査してみたのだが、現在の向陽派出所敷地内に、当時の駐在所遺構を特定するのは最早難しくなっている。中央写真はその向陽派出所の裏側を撮影(2009年1月)したものである。これで日本時代遺構が些かでも残っていたにしろ霧散したはずである。実は、最初に向陽山登山を試みた時に、日本時代の遺構らしきものを撮影したはずだったが消失させてしまった。

この登山口から向陽山まで約8キロ、三叉山まで12キロ、標高差900メートル。(続く)

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2011年09月03日

向陽山−2

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【写真説明:写真はクリックして拡大】「カラー」
第一回目の向陽山登頂は灰色と黒の世界だったが、二回目は極彩色の中だった。(続く)

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2011年09月24日

向陽山−3

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【写真説明:写真はクリックして拡大】「山小屋」
現在(2010年旧正月)の向陽山屋の様子。以前の山小屋とは隔世の感がある。その鼠の巣と化していた旧山小屋は撮影したという記憶はあるのだが、肝心のファイルが見付からない。多分永遠に出て来ない。残念至極である。今回の三枚、午後四時過ぎの撮影、従って相当暗く、「オート・モード」で写しても、ブレているし、オート故色も悪い。勘弁して欲しい。中央写真がトイレ。(続く)

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2011年10月15日

向陽山−4

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【写真説明:写真はクリックして拡大】「玉山圓柏」
左写真は向陽山大崩壊部の肩の部分、登山道は崩壊部上端に沿って付けられているが写真で見るように広々としており、玉山圓柏の群生が見られる。同写真右奥の稜線は中央山脈南一段、遥か遠くに浮かぶ三角峰は北大武山。中央写真は立ち枯れた玉山圓柏でそのまま芸術品なのだが、私は端から退散していた。右写真は向陽山登山口三叉路、同写真に写る稜線を詰めると向陽山頂上である。

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2011年11月05日

向陽山−5

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【写真説明:写真はクリックして拡大】「向陽山南壁大崩壊」
「台湾百岳」と「台湾古道」双方のブログの各所で、この南部横貫公路に直接落下する崩壊部のことは紹介してきた。特に「関山越嶺古道−9」に掲載の写真を参照して欲しい。本記事には更に角度を変えた写真を掲載した。左写真は、渓頭山(標高3,272メートル)直下から大崩壊部を経て向陽山頂上に至る稜線。百岳ブログ「関山嶺山−3」に掲載した中央写真の撮影地点から大崩壊部に更に接近した。右側二枚の写真は大崩壊部の頂(いただき)。中央写真は東側俯瞰、同写真左端尖峰が渓頭山。右写真は南側俯瞰。(続く)
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2011年11月26日

向陽山−6

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【写真説明:写真はクリックして拡大】「霙」
最初の向陽山登頂の時に頂上で写した唯一の一枚。霙交じりの雨に打たれ全く惨めな状態で頂上を越え東側稜線伝いに降りて、嘉明湖避難山屋に行き当たった。誰も居ない小屋は天国の心地だった。(続く)

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2011年12月17日

向陽山−7

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【写真説明:写真はクリックして拡大】「避難小屋」
左写真は嘉明湖避難山屋越しに、中央部なだらかなスロープを擁する三叉山方面を望む。同写真右側の同じくゆるやかなスロープ奥に、台湾高山湖沼の白眉、嘉明湖がある。同じスロープ中央奥に小さな黒い塊が覗いているが、新康山(百岳44号、標高3,331メートル)である。右写真は、向陽山主峰直下の避難小屋の位置がよく解る一枚。最初の向陽山登山でほうほうの体で辿り着いた同避難小屋、本当に小さな狭い小屋だという印象があったのだが、その後建て直されたとしか思えない。(続く)

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2012年01月07日

向陽山−8

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【写真説明:写真はクリックして拡大】「向陽山北峰、標高3,462メートル」。
向陽山北峰は台湾百岳には勘定されない三千メートル峰の一座。嘉明湖避難山屋から見る次なる目標地、三叉山は指呼の間にありそうな錯覚に捕らわれるのだが、途中この北峰を越えなければならず難儀だ。左写真は、主峰を背にし三叉山方面に向かう登山客と北峰。中央写真は、北峰を乗り越し、降り切った地点から北峰、主峰、関山を振り返ったもの。右写真は同地点付近にある結氷した「ぬた」。

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