2023年02月25日
池有山−1
【写真説明】左写真は、山名の由来となった、池有山と品田山の鞍部に点在する池塘の一つ、武稜四秀行の定番山小屋、新達山屋の近くで撮影(2014年10月)した。同写真奥に写る山塊は池有山。中央写真(2014年10月撮影)と右写真(2012年1月撮影)は、池有山頂上直下の特徴的な地形、同一地点である。池有山頂上へのルートと武稜四秀縦走路の分岐点付近に露出している。池有山頂上からそのまま稜線伝いに品田山方面へは降りられず、通常この分岐点付近に荷物を置いての往復となる。現場にはこの特異地形に関する中文+英文説明板がある。中文では通称「碎石坡」、正式名称「石流坡」、英文だと各々「gravel slope」、「rock slope」であることはその説明板から読み取れるのだが、これらを手掛かりに日本サイトを渉猟しても、日本語学術用語がいまだに捉まらず。本特異地形は氷河運動の所作ではなく、夜間と昼間の大きな気温差に依り創生されたものと云うのが説明板の主要なメッセージである。(続く)
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