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南湖大山の魅力に関しては、先に『俯瞰図:審馬陣山』にメルマガ『台湾の声』への投稿記事から転載することに依り語り尽くしたので、ここで新ためて繰り返す愚行はしない。引用した記事を今後数回に渡り大判の写真で視覚的に補完したいと思う。今回は今現在上圏谷、下圏谷と呼ばれる二条の谷と、鹿野忠雄が特定した四つの圏谷が浮き出るように南側からの俯瞰とした。審馬陣山俯瞰図で引用した投稿記事中で述べたように、第3、4号圏谷のみが台湾学会では、所謂カールと知見されている。一つだけコメントする。これまで初回登攀と二回目との印象差を処々で述べて来た。中でも一番の思い違いは、二日目多加屯避難小屋から南湖山荘まで長駆しそのまま夕飯前の時間を利用し主峰まで登り詰めたと記憶していたことだ。詰り、山荘から労せずして頂上に立ったと思い込んでいたことだ。当時の撮影データを見ると主峰登攀は三日目であることに気付き、あれっと思った次第。それで、二回目の主峰登攀の時、頂上迄何と遠いことだと嘆いたわけだ。実際は山荘〜山頂間は2`弱、1時間半程度の登りだ。斯様に十年の隔たりは大きい。(終り)
2022年01月01日
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