2016年01月16日

俯瞰図:北合歓山

[←俯瞰図はココをクリック]

明けましておめでとうございます。今年も引き続き弊ブログをご贔屓賜るようお願い申し上げます。

筆者姉妹ブログ『台湾古道』は昨年度度々中断はあったが、何とか週刊だけの格好は付けて歳を越せたが、本ブログは半年以上の大きなブランクを残して歳を超す決断をした。以前、本ブログの書き出し後暫くして、二年のブランクと云う大穴を開けた実績があるのだが、何も三週間置きの投稿に拘ることはないかと小心者の筆者自身の気持ちをやっと落ち着けた。それでも今年は従来の三週間に一回投稿のペースは守る積りだ。

何故、半年ものブランクが出来てしまったかは、『台湾古道』の方で詳しく書いたので、その事情はここでは端折る。要は機会が巡り来たり、丁度十年振りに又台湾でサラリーマンとして働き始めたのだが、体と気持ちが付いて行かず、混乱の極みにあったからだ。台湾百岳は凄く近くになったにも拘わらず、だ。

合歓山連峰の三座目は北歓山、或いは合歓山北峰、この稿を起こすに当たり当時撮影した写真のフォルダーを見返して見たら、何と2003年7月である。爾来、中横(中部横貫公路、省道14号線)脇に開いた登山口横を頻繁に往復しながら、北合歓山に実際登ったのは其の時限りなのに、新ためて驚いている。

二度と登りたくない山と云うものは、その標高に拘わらず幾らでもある。北合歓山もその部類の山か?と云うと全く逆である。

高雄からでも早朝に出発、山頂の往復のみであれば、同日中に又高雄に戻って来るのは可能だ。登山口脇に駐車可能、登山口から山頂まで登り二時間弱。。。加えて、その間、背負う風景は台湾山岳の美が凝縮されていると謂うしか無い。頂上と云う目立った突起物は無い。天空と広大な草原(実際は玉山箭竹)がその境界を競うかのような大空間があるだけである。三百六十度の展望という表現があるが、この北合歓山の頂上空間を凌駕するような展望があるだろうか?又、登ろう、それも今年中にという思いが沸き起こって来るのは珍しいことだ。十五年近く、一体私は何を考えていたのだろう。。。

今回掲載した俯瞰図は、中横脇の登山口も含め北合歓山南斜面上空から。登山道が明瞭だ。尚、ビジター・センターの中横越し下に駐車場があるが、当時はここにテントを張るのは許可されていたが、今はどうだろうか?合歓山連峰すべてを短期間で攻略したいのであれば、極上の基地となる。(続く)
posted by 玉山 at 00:00| 台北 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 百岳俯瞰図 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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