2014年07月19日
大水窟山−5
【写真説明】頂上に着いた時点で既に雨の降りは酷かったが、大水窟山屋に向かい東側に向かい抉られている崩壊壁上を下り出すと、雨は横殴りに代わり堪らず合羽を着た。左写真は合羽を着込んだ後一瞬だけ視界が開けた時に撮影したもの。同写真中央奥に写る瘤の左側を巻きながら右下方向に降りて行く。中華民国山岳協会、並びに玉山国家管理処に依ると、大水窟山頂上〜大水窟山屋間の距離は5.3K、但し、現地の指導標では3.7Kの表示、実際1時間15分程度で降り切れたので後者が正しいことになる。この間の落差は約400メートル。左写真を撮った後は小屋に辿り着くまで視界が開けることは無かった。カメラは雨でぐしょぐしょ、それでもこの間の著名な大草原の片鱗を写真に収めるべく何枚かシャッターを切った。その内の一枚が中央写真。左写真撮影から丁度一時間後。右写真は、すっかり干上がった大水窟池。下掲写真は、濡れ鼠状態で到着した時の大水窟山屋、我々一行だけの宿泊だった。(続く)
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