2014年01月11日
郡大山−3
【写真説明】明けましておめでとうございます。本年も弊ブログをご贔屓いただけるようお願い申し上げます。書き始めから足掛け九年目、年に多くても数座台湾百岳に登る機会があるのみ、それでも最近は以前に比べればペースが僅かばかり上がって来ています。
左写真は郡大山頂上から稜線北側を望んだもの。同写真左側に写る稜線最下段の稜線は望郷山、その後、3051峰、3167峰、3256峰、郡大山北峰と続く。陽を背中に浴びたピークが北峰。右写真は、郡大山頂上からの復路、望郷山方面から北峰を含む南側稜線を望む。最奥が郡大山山頂を含む稜線。更に奥の二つの尖峰を含む稜線は、右から八通関山西峰、八通関大山、秀姑巒山。
「時は元旦、その夜の望郷山から郡大山山頂までの文字通り三千メートル級の稜線上での寒くて冷たい半ば惨めな体験」を演出したのは、稜線に吹き荒れる冬の風だけでは無い。望郷山を離れ、真っ暗闇の中、頂上が何処にあるかは判らないが、踏み跡を只只管歩く、すると頂上らしきピーク上の隆起を幾つも越さなければならなかったことだ。これはもう流石に頂上だろうと歯を食いしばり辿り着いたピークは、後追い学問で郡大山北峰だったのだと思う。
更に、この記事を書く為に、台湾サイトで地図を渉猟していたら、このダイヤグラムに出遭う。望郷山から郡大山北峰の間に、3051峰、3167峰、3256峰の三つのピーク!肝心の郡大山山頂は、北峰を越し、これら複数の三千メートルピークを共用する稜線の最も南端のピークだった。やれやれ。。。(続く)
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