2012年09月15日

玉山前峰−5

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【写真説明:写真はクリックして拡大】時は7月。玉山前峰頂上で収めた二枚。左写真は、ニイタカドドマツ(台湾鉄杉)で確定。右写真―こちらは私の素人判断では歯が立たなかった。タイワンツガ(栂、台湾冷杉)、ニイタカトウヒ(唐檜、台湾雲杉)、アブラスギ(台湾油杉、ユサン、シマモミ)、ニイタカビャクシン(柏槙、玉山圓柏)、のどれか?台湾、日本双方のサイトを散々探し回ったが、松毬の大きさから多分ツガか。。。これらはニイタカビャクシン(ヒノキ科)以外は全てマツ科に属する。尚、ニイタカトドマツを台湾冷杉と呼んでいる或る植物学者に依るブログもあり。

「ウェキペディア」日本版「トドマツ」の「分布」の項に曰く、「北海道のほぼ全土と千島列島南部、サハリン、カムチャツカ半島の針広混交林から亜寒帯林にかけて分布する。」私が何故この一文を引用したか読者の方はお判りと思う―ここは台湾だ。

さて、そんな作業をしていたら「台湾四大奇木」に行き当たった。何が奇木かというとこれ等はすべて氷河遺跡、つまり生きた化石ということだ。私にとって目から鱗ものは、ナツメに対する漢語で、日本でも使われていることだった:

*台湾油杉
*台東蘇鉄(ソテツ)
*台湾穂花杉(ウラジロイヌガヤ)
*台湾海棗(棗椰子、ナツメヤシ)

(終り)
posted by 玉山 at 00:00| 台北 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 玉山前峰(第69座:3,235m) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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