2012年08月25日

玉山前峰−4

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【写真説明:写真はクリックして拡大】左写真は前回記事で紹介したガレ場最上部に現れた警告板。前峰を目指したのは単に台湾百岳への登攀回数を稼ごうとしただけではなく、私の「玉山古道」探索の一環でもあったのだ。日本時代、タータカ登山口以降、新高山への登山道は何処を通っていたのか?具体的には、タータカ登山口から前山を経て西山(玉山西峰)へ至る登山道である。

それで警告板に謂う「前方無路」へ暫く分け入り、タータカ方面からこの警告板へ至るもう一本の旧道(廃棄登山道)の存在を確かめようしたが、それらしき跡に出会えず。そのまま頂上を目指した。中央写真は頂上直下の鎖場。右写真は頂上、三角点は無し。同写真奥に覗く頂は西峰。背の高いニイタカヤダケ(新高箭竹)に囲まれ眺望は余り利かず。下掲の写真はその笹群に分け入り西峰を望んだもの。この写真を見れば前峰から西峰は二つの頂上を結ぶ稜線上に登山道が嘗て存在したと想像してもおかしくないが、実際は同写真の手前は大きく切れ落ちていた。この時分私は既に当時の新高山登山地図を見ていたのだが、何故か、当時の登山道は前峰頂上経由していたと間違って読み覚えていた。それでも、前峰頂上からそれ程下った場所ではない部分に旧登山道は付いていたはずだ。「前方無路」はまだ候補だが、で、それをとことん確認してどうする?時間が無い。(続く)

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posted by 玉山 at 00:00| 台北 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 玉山前峰(第69座:3,235m) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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