▲[←俯瞰図はココをクリック]
南横三星の最後に紹介するのは関山嶺山である。
実際は台湾古道ブログの「関山越嶺古道」の中で古道最高点に関し相当のページを費やしたが、この最高点は、関山嶺山への新旧(東西)登山道の出会いであり、塔関山と関山嶺山の最低鞍部でもある。まずは、その中から以下の三つの記事をピックアップしたので写真とその説明だけでも見て欲しい。正直、関山嶺山については言い尽した感がある。
南部横貫公路の最高点、大関山トンネルの東口傍に付いた登山口から片道1.5キロ程程、三〜四時間で往復出来てしまう上に、登山道は常に展望が利いているので天気さえ良ければ実に豪快な景色を堪能しながらの楽しい山行が約束される。
●大関山トンネル東西両側入口付近と新登山口
●里程標と新旧登山道の出会=関山越嶺古道最高点
●関山嶺山頂上への稜線から俯瞰した古道と塔関山への稜線
関山越嶺古道の最高点に達した後は、頂上までの稜線を一気に登り詰める。下から見ていると相当な傾斜感があり頂上までの距離を詰めていくスリルが味わえる。逆に下りは、塔関山、関山へぐんぐん天に向かって登り詰めていくような稜線を正面に見据えることになる。
登山口から古道最高点までの急斜面の登りさえ我慢してしまえば、万人に満足の行く登山が約束されている。あくまで天気が良ければの話だが。
今回の俯瞰図は関山嶺山への登山者を意識したダイヤグラムに仕立てた。大関山トンネル東口が見えている。ここからそのままほぼ垂直に稜線に這い上がり、後は稜線伝いに頂上を目指す。ダイヤグラムに写る向陽山へ連なる稜線を南一段と二段の境界としている人も居る。(了)
2010年10月23日
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