2009年09月19日
卑南主山−6
【写真説明:写真はクリックして拡大】左写真は中央山脈南一段主脈に突き当たる前に立ち現れた卑南主山。右写真は北大武山を望む。実は、卑南主山のブログ記事を書くに当り、当時撮影した写真を見ながらこの一枚があるのに自ら驚いたのである。というのは、卑南主山から中央山脈最南端の三千メートル峰がどう見えるのか?を意識した記憶がないからだ。偶々変に高い山が見えているが、念の為に撮っておこうという程度だったのかどうか?いづれにしても、北大武山に対し限りない尊崇の念を抱く私としては貴重な写真である。高雄辺りから見る北大武山からは想像が付かない山容だ。
さて、今回は右写真についてである。同写真一番手前の稜線は卑南主山から西側に下りる稜線である。その最後の瘤は卑南主山西峰と特定してよさそうだ。その先に四つの頂が確認出来る。このうち一番奥の頂が出雲山(2,772m)のはずである。後の三つのうち二つは、南側から見晴山(2,720m)、日出山(2,675m)のはずである。しかし正確に特定出来ないのだが、旧内本鹿警備道は見晴山と出雲山の鞍部を越えていたので、カメラそのものは、同旧警備道、今は内本鹿古道の東西分岐点付近を俯瞰していたことになる。当時はそんなことは全然意識していなかった。ただ、北大武山を望んでいた…実はそれも怪しい。(続く)
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