2008年12月20日

羊頭山−2

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【写真説明】前回記事で書いたように少なくとも筆者が登った当時は慈恩渓上流沿いに登山道が付けられており、その様を二枚の写真で紹介する。当時はかなりの枚数撮ったような気がしていたのだが、今見てみると実際はそれ程でもなかった。叉、この二葉だけではなかなかその様が体感出来そうにないのが残念。

台湾政府の行政院農業委員会林務局のサイト「自然資源与生態資料庫」(http://ngis.zo.ntu.edu.tw/100mountain/index.htm)の中に台湾百岳各座の簡単な紹介があるが、羊頭山の紹介は実に簡潔に以下のような記述になっている[台湾では旧漢字を用いるので、筆者の方で一部現代日本漢字に改めた。因みに「悪劣」は「劣悪」のタイポではないことを付記しておく]:

地形悪劣、到処崩崖、沿流礫急溝強登、相当驚険

筆者の写真よりも沢沿いの登山道の様を雄弁に語っていると云うべきだろう。

ところで、この沢の名前、「慈恩」は誠に勿体無い有り難い命名である。実際は、日本時代、付近に居住していたタイヤル族ロオン社に因む漢音訳をベースにしている。(>次回に続く)
ラベル:台湾
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posted by 玉山 at 13:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 羊頭山(第97座:3,035m) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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