2020年05月09日

能高山−6

【写真説明】卡賀爾山直下の鞍部の東側、山頂山塊と、鞍部の西側の低い丘のスロープは併せて、そこから南側に正にそそり立つと謂うに相応しい、能高山を望む大きな窓枠といった感がある。この一枚のパノラマ写真がその証明である。撮影時間は偶然にも2019年10月10日、午前10時00分、間もなく霧が吹き上がって来る時間が迫りつつある。従って頂上往復日帰りの場合、往路だけでしか見れない眺望になる。能高山山頂部は南華山〜卡賀爾山稜線登山道から見え隠れしているが、本当の山頂を特定するのは難しい。もう一枚、卡賀爾山を背中に、鳥嘴尖岩山越しに能高山主峰山塊が明確な多少大判の写真と下山時に撮影した同峰の能高越嶺古道からの眺望を並列させた。卡賀爾山、鳥嘴尖岩山、能高山主峰の連続した輪郭が彰かだ。後者は日本時代も盛んに撮影されたと想像される地点である。(続く)
posted by 玉山 at 00:00| 台北 ☁| Comment(0) | 能高山(第62座:3,262m) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月23日

能高山−7

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【写真説明】卡賀爾山直下鞍部を出発し先ず目指すのは、稜線上に立ちはだかる鳥嘴尖岩なのだ(左写真)が、これを越えても次から次へと障害物オンパレードの錯覚に陥る。しかも霧が這い上がって来るので、来し方と頂上迄の時間の按排が狂ってしまう。中央写真は鳥嘴尖岩の斜面から卡賀爾山を振り返り撮影、繰り返しになるが、堂々たる三千メートル峰である。右写真は、鳥嘴尖岩を越え、更に頂上岩峰に近付いた附近であるが、霧が張り出して来たことを言い訳に、その後の撮影回数を極端に節約する、詰りサボることになる。(続く)
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