2019年04月13日

奇莱主山北峰−2

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【写真説明】合歓山東峰の東斜面を黒水塘小屋目指して只管下りに下っている間、筆者は何を見ていたのだろうか?繰り返すが、記憶も写真も残っていない。三日目に同じ下り登山道を登り返す時に、この大下り(大登り)の全景を見ていた。台湾にも秋あり!と驚嘆した。筆者が台湾の紅葉に感動し、秋の紅葉の季節になると日本へ大挙して渡航する台湾観光客の灯台下暗し振りを可笑しく思えたのは、この黒水塘小屋と大下りの起点となる小奇莱間の斜面と小関山林道である。因みに小奇莱とは、登山口から暫く合歓山東峰裾沿いに付いている登山道を暫く辿った丘状の隆起であり、山容が北峰に比されるからである。基点無し、又、写真も残っていない。ここに掲載の写真は小奇莱方向を背にし黒水塘小屋方面を見降ろしたもの。左写真奥に写る山塊は北峰。(続く)
posted by 玉山 at 00:00| 台北 ☁| Comment(0) | 奇莱主山北峰(第16座:3,607m) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月27日

奇莱主山北峰−3

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【写真説明】松雪楼登山口から奇莱主山方面登山道の最低地、合歓山東峰東斜面と奇莱主山連峰西斜面の鞍部となる黒水塘小屋(左写真)と指導標(中央写真)。中央写真奥に写る尖峰は北峰。当日(入山三日目)撮影した最低鞍部の景観はこれら二枚のみ。このあばら屋が今現在でもそのまま存在しているのかどうか?は台湾サイトを渉猟すればすぐ判るのだが、再訪の際の楽しみに取っておくことにする。黒水塘だから小屋の近くに池塘が点在しているのだろうが、こんな水はとても飲めないなあ、と嘆じた記憶は無し。右写真は成功一号堡と呼ばれる避難小屋、通常の露営基地である成功山屋より標高はかなり高い位置にあり、北峰−主山の稜線に近い。既述の成功大学遭難事件の後出来たはずで、当時の成功小屋より早い時期に敷設されたはずだ。同写真の撮影時間は入山二日目の夕方五時過ぎ、もう薄暗い、つまり北峰−主山の登頂を終え成功小屋目指して下山していた時だ。同登山道上には合計四箇所の露営基地があるのだが、当時撮影したのはここに掲載した二枚のみ。(続く)
posted by 玉山 at 14:31| 台北 ☀| Comment(0) | 奇莱主山北峰(第16座:3,607m) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする