2013年09月07日
八通関大山−2
【写真説明】八通関大山登山の印象は、まずは、東埔温泉登山口から14キロに及ぶだらだらの登り一方の古道を観高駐在所跡=観高登山サービス・センターまで辿る、長く苦しい道程―同行者の一人が気分が悪くなり、そのままの登山は難しいと判断したので、その荷物も一緒に担ぎ揚げたからでもある。通常の参考なら8時間程度だが、12時間ぐらい掛けた。当時と同じ壮行は最早無理である。次に、古道横の広々とした観高駐在所跡地、三番目が憧れ!の八通関、四番目がしとしと降り続く雨に濡れそぼる満開のシャクナゲ(杜鵑)群。腕も悪いがカメラも悪い、記録、記録と言い聞かせながら当時撮影したものを並べた。(続く)
2013年09月28日
八通関大山−3
【写真説明】前回紹介の写真が自然景観だったので、今回は人文景観関連の写真を掲載することにした。東段出入口東埔(トンポ)から八通関間の日本時代駐在所跡リレーである。八通関駐在所以外は筆者の台湾古道・台湾百岳ブログを通じ初出である。上掲左写真は八通関古道東段出入口の東埔温泉郷の中で撮影、日本時代の同地のトンポ駐在所跡を物色している際に見付けた日本時代から続く家屋で、日本時代に撮影された写真と引き比べてみると警察官宿舎ではなかったろうかと勝手に想像している。現在の警察署も近くに在る。「玉山古道(新高山歩道)−4」で紹介した門柱もこの家屋から然程遠からぬ所と記憶している。中央写真は、ラクラク(楽々)駐在所跡、今は写真にあるように避難小屋があり、更にここから陳有蘭渓谷に下ると温泉があることになっているが、筆者は降りたことは無し。右写真は、対高駐在所跡、往時を偲ばせるのは、地均しした場所に残るコンクリートのみ。
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