2020年02月29日

能高山−1

【写真説明】このパノラマ写真は、弊別ブログ「能高越嶺古道−30:古道東西分岐点」で掲載したパノラマ写真と同地点、同時刻に撮影したものである。2019年10月、初めて足を踏み入れた稜線とその光景を一望したものである。この地点からだと目標の能高山はその頂上山塊が僅かに覗いているだけで、卡賀爾山に大部分が隠されている。同写真左側に大きく写り込んだ能高山南峰は能高山頂上に至る迄始終その威容を誇示していた。台湾ネット上に能高山登山関連の資料は数多公開されているが、路線情報に関して言えば、各ランドマークの標高、ランドマーク間の所要時間は普く紹介されているのだが、距離情報がお粗末だ。何故だかはよく判らない。古道の方は500b置きに林務局が全国統一された国家歩道の里程標が設置されているが、一旦能高山登山道の方に入ってしまうと、判り難い里程標が不規則に建てられている。写真に残っているそれら判り難い里程標上の数字を整理すると以下の通りになる:

天池山荘=0` →能高[土|亜]口=2` →能高越嶺古道東西段分岐点=2.8` →63号鉄塔=3.2` →卡賀爾山=5.1` →能高山=8.5`

但し、これに依ると卡賀爾山〜能高山間は3`越えになってしまうが、前者山頂下鞍部に建つ里程標には「2`」の明確な表記があるので、自信が無い。要は、天池山荘から能高山頂上迄は8.5`、能高越嶺古道西段起点からの総距離は、これに13.1`を足した21.6`となりその落差は約1,300b。(続く)

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2020年03月14日

能高山−2

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【写真説明】能高越嶺古道東西分岐点を南華山〜卡賀爾山稜線に向かい西側に切り上がると、そこは玉山箭竹に覆われた台地状になっている。この台地状を為す稜線と玉山箭竹の大草原の様子は既に「南華山−3」で紹介済みである。この台地状の中を貫く登山道は、やがて岩峰に突き当り急激に高度を稼ぎ、そこを乗り越すともう一段、更に広大な草原になるのだが、先ずは、筆者手元の市販地図に「63号電塔」と記載された、これまで紹介したのとは別の東西輸電線(高圧電線)に往き当たる。この時まで「電線の万里の長城」は一本と勝手に思い込んでいたので、意外な思いがした。能高山迄の稜線上には露営に適した場所は数多くあるが、点在する池塘を頼りにしたものである。この鉄塔下も格好の露営地である事を、復路小雨のそぼ降る中、数張りのテントを目撃して気付いた。ここに掲載した左写真は、63号電塔を目指す途中の稜線の展望、鉄塔越しに能高山南峰が覗く。中央写真は電塔附近から同じ稜線北側を望む。同地点からのパノラマ写真も添えた。同写真中央はお馴染みの南華山と深堀山であるが、右翼に紹介済みの奇莱主山北峰、左翼に白姑連峰(最高峰は百岳44号、白姑大山、標高3,341b)が控える。右写真は63号電塔下のハイカーの休憩風景。(続く)
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2020年03月28日

能高山−3

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【写真説明】63号電塔を過ぎて、卡賀爾山頂上下鞍部を目指すべく、先ず岩峰を越える。左写真はその岩峰の遠望。中央写真は岩峰に取り付くハイカー。ここで顔は青ざめすっかりへたり込んでしまった、登山初心者と思しき女性ハイカーを見掛ける。或るパーティーに参加していたようなので、このまま撤退するにしても他のメンバーも大変だろうなあ、と思いつつ遣り過ごした。能高山から下山途中、頂上間近い所で登って来る同じハイカーに出会い脱帽した。右写真は岩峰の最高点。この岩峰を越えると二段目の大草原に迎えられ、卡賀爾山が見通せるようになる。その際撮影した一枚は「南華山−3」に掲載したが、同地点で撮影したパノラマ写真を加えた。前回投稿記事に掲載したパノラマ写真との違いは、標高、前回が第一段目、今回が第二段目の大草原風景。(続く)
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2020年04月11日

能高山−4

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【写真説明】第二の大草原を過ぎ、更に卡賀爾山頂上下鞍部に近付くが、登りはかなりきつかった記憶がある。何処ら辺りから露営に適した池塘が表れ出したかはすっかり忘れたが、既に投稿済みの記事の中で述べたように、復路、霧に覆われた登山道の両脇にかなりの数点在しているのに気付いた。往路、それらの池塘の中で写真に収めたのはこの一枚切りである。右写真は卡賀爾山頂上下鞍部下20分程度の地点で撮影したものだが、何とも贅沢な眺望である。(続く)
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2020年04月25日

能高山−5

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【写真説明】卡賀爾山は、尖峰である能高山主峰に程好い間隔で腰を据え、而も能高山とは対照的な堂々たる山容で対峙しているにも拘らず、測量基準点が無く、又、台湾百岳の一座でも無い。それで、卡賀爾山頂上直下の鞍部まで辿り着き、その東側にある頂上迄の距離が200bと表記された指導標(左写真)を見ても、足が動かず、暫くグズグズしていた。確かに200bは直ぐだったし、山頂からの眺望は360度全く遮蔽物無しなのだが、地籍三角点でも陸測三角点でも測量基準点標石が無い頂上と云うのは味気無いものである。黄色のプレート(中央写真)のみを登頂の証として撮影した。右写真はハイカーで賑わう卡賀爾山下鞍部を頂上から見下ろした。(続く)
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2020年05月09日

能高山−6

【写真説明】卡賀爾山直下の鞍部の東側、山頂山塊と、鞍部の西側の低い丘のスロープは併せて、そこから南側に正にそそり立つと謂うに相応しい、能高山を望む大きな窓枠といった感がある。この一枚のパノラマ写真がその証明である。撮影時間は偶然にも2019年10月10日、午前10時00分、間もなく霧が吹き上がって来る時間が迫りつつある。従って頂上往復日帰りの場合、往路だけでしか見れない眺望になる。能高山山頂部は南華山〜卡賀爾山稜線登山道から見え隠れしているが、本当の山頂を特定するのは難しい。もう一枚、卡賀爾山を背中に、鳥嘴尖岩山越しに能高山主峰山塊が明確な多少大判の写真と下山時に撮影した同峰の能高越嶺古道からの眺望を並列させた。卡賀爾山、鳥嘴尖岩山、能高山主峰の連続した輪郭が彰かだ。後者は日本時代も盛んに撮影されたと想像される地点である。(続く)
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2020年05月23日

能高山−7

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【写真説明】卡賀爾山直下鞍部を出発し先ず目指すのは、稜線上に立ちはだかる鳥嘴尖岩なのだ(左写真)が、これを越えても次から次へと障害物オンパレードの錯覚に陥る。しかも霧が這い上がって来るので、来し方と頂上迄の時間の按排が狂ってしまう。中央写真は鳥嘴尖岩の斜面から卡賀爾山を振り返り撮影、繰り返しになるが、堂々たる三千メートル峰である。右写真は、鳥嘴尖岩を越え、更に頂上岩峰に近付いた附近であるが、霧が張り出して来たことを言い訳に、その後の撮影回数を極端に節約する、詰りサボることになる。(続く)
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2020年06月06日

能高山−8

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【写真説明】今回掲載した三枚は、何度も(但し、その数を数える余裕無し)頂上岩峰を騙されながら、漸う三角点埋定地点を望める場所迄到達した地点から撮影した仕掛けになっているが、実際は三枚とも下山時の撮影である。三枚の内左写真が頂上との標高差が一番大きい。筆者の背中側が頂上方向である。登攀中常に仰ぎ見られる一番手前の岩峰が頂上では無い事は予想していたが、最も南側の岩峰が実際の頂上であろうとは考えてもみたくない事だった。(続く)
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2020年06月20日

能高山−9

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【写真説明】登頂した時はもう二度と来るまいと思った。下山後暫くして次はせめて南峰までは足を延ばしたいと思うようになった。陸測三等三角点。右写真は南峰方面への降り口。単攻に拘らずに、この降り口の直ぐ下になるはずの露営地、台湾池で一泊、再び頂上に戻り下山するオプションを選んだ方が良かったとこれも下山後暫くして思った。(終り)
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