2019年09月14日

俯瞰図:奇莱主山南峰

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奇莱山南峰に登頂したのは然程昔でも無かろうとぼんやり記憶していたのだが、実際は2010年11月、危うく十年になろうとする。

奇莱主山南峰、南華山(能高山北峰:百岳75号、標高3,184b)の百岳二座、その長い鞍部上にある天池(池塘)、その名前を借りたこれら二座の登山基地である天池山荘、加えて、南峰から南側稜線へと辿る深堀山。。。これらの点景は過去弊ブログ『台湾古道』「能高越嶺古道」カテゴリーの中で写真掲載も併せ書き尽くした感がある。『台湾古道』ブログの左メニュートップの検索欄をご利用頂くことをお薦めする。

北峰、主山の順に奇莱主山主脈を辿りながら南峰へ至る方法はあるが、主山と南峰間が音に聞こえた難路、一般のハイカーは、一日目に能高越嶺古道西側入口から入山、能高山、安東軍山方面の登山基地でもある天池山荘まで至り、翌日、奇莱主山南峰と南華山の百岳二座を日帰りで征することが出来るのでハイカーに人気がある。

但し、2015年10月になり漸く改装完了、鳴り物入りで開放された天池山荘(「能高山越嶺古道−22」)は恐らく複数の管理団体が同居している理由で、兎に角猥雑だ。例えば、厨房への出入り口付近は煙草の吸殻が散乱している。天池山荘は台湾の高山山荘の中では玉山下の排雲山荘を含む数少ない食事が供される山荘であるが、このサービスが山を駄目にすると云うのが筆者の持論である。

天池(「能高越嶺古道−6」)とは天池山荘上方の鞍部に池塘があるからだ。天池山荘脇からこの池塘に到るまでの約1時間の登りはきつい。天池は天池山荘−南華山−奇莱主山南峰方面への三叉路である。そこから平坦な登山道を北側に約半時間辿ると南峰と主山方面への三叉路に行き当たる。南峰へはそこから西側へなだらかに見える丘を越すだけで良いように思えたのだが、実際は一時間半程度の苦しい登りだった。南峰南側、日本人の名を冠した稜線続きの三千b峰深堀山(「能高山越嶺古道-25:精英村平静(2)」)があるのだが、南峰登攀時はこの深堀山の名とその由来に関しては無知だった。

天池山荘から奇莱主山南峰まで片道約三時間の登山ルートのイメージは天池、主山・南峰三叉路、南峰、そして稜線続きの深堀山、南華山方面で出来上がる。総じてなだらかなスロープを巡る山行が約束されることをダイヤグラムに盛り込んだ積りだ。尚、当ダイヤグラム中の白線が登山道である。(終り)

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2019年09月28日

奇莱主山南峰−1

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【写真説明】左写真は2017年10月、能高山登攀を猛烈な雨風で断念した際に撮影した新装天池山荘、建築意匠が日本風家屋になっているのは、日本時代同地に鎮座していた能高神社を意識しての事だと思う。天池山荘裏側に天池への登り口(海抜2,860b)がある。最初は2004年11月、次回紹介する南華山(能高山北峰)へ登る為、二回目は2010年11月、奇莱南峰へ登る為、奇莱山方面と南華山方面の三叉路(同3,095b)まで―そこに池塘が散在する、玉山箭竹が覆い被さる凡そ1`、落差240b、一時間弱の急坂を利用した。その登りのイメージが中央写真、北西方向に玉山箭竹に覆われたなだらかなスロープを擁する深堀山山裾が見え出すと長い登りに萎えた足に力が入る。丁度朝陽が強く当たる時間帯だったので、右写真の印象は二回とも強烈。(続く)
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2019年10月12日

奇莱主山南峰−2

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【写真説明】二回共池塘は全く干上がっていた印象が長らく残っていたので、奇莱南峰の記事を起こすに当たり当時撮影した写真を見ていたら、池塘に水が張っているので驚いた。又、その後驚いたのは弊古道ブログ「能高山越嶺古道−22」で同写真を掲載済みであることを確認したときだ。左写真は天池山荘・奇莱南峰・南華山三叉路に立つ指導標、中央写真はその指導標を含む乾燥した天池越しの北側眺望、天然のゴルフリンクそのもの。今回の目的地南峰頂上迄の距離は総延長3`しか無く、この間の標高差は丁度500b。右写真は天池一帯越しに北側往路を望む。同写真右奥に写るピークが奇莱南峰と勘違いし登攀組みし易しと糠喜びしていた。(続く)
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2019年10月26日

奇莱主山南峰−3

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【写真説明】奇莱南峰と奇莱主山の三叉路は天池三叉路から700bに過ぎず、この間の登山道情況は左写真に代表される。中央写真は玉山連峰、右写真は南華山(能高山北峰)越しに望む能高山主峰(能高主山:百岳62号、標高3,262b)。(続く)
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2019年11月09日

奇莱主山南峰−4

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【写真説明】今回の掲載写真は奇莱南峰・奇莱主山の三叉路附近の光景である。左写真は三叉路に立つ指導標、中央写真はその三叉路を南峰方面登山道を背にして、詰り西側からの三叉路附近眺望。三叉路から南峰への登山道は一旦大きく下り、その後山頂迄だらだらとしたきつい登りが続く。右写真は三叉路附近から北側眺望、同写真左奥に奇莱主山の頂上が顔を覗かせている。(続く)
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2019年11月23日

奇莱主山南峰−5

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【写真説明】奇莱主山南峰頂上への稜線上から北方面、奇莱主山北峰(左写真)、同写真左奥の崩壊部を抱く巨魁は屏風山(百岳65号、標高3,250b)。中央写真は同じく北方面、同写真の最奥は中央山脈北一段の核心部、最奥稜線一つ手前の尖峰、中央尖山(百岳10号、同3,705b)と最奥稜線の南湖大山(百岳8号、同3,742b)連峰。右写真は奇莱南峰への最後の登り、同写真左奥にケルンが覗いているのが頂上。(続く)
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